一年を締めくくる食べ物といえば、そう「年越し蕎麦」ですよね!
みなさんはいつ、どんなタイミングで年越し蕎麦を食べるでしょうか?また、年越し蕎麦の本当の意味をご存じでしょうか?
今日はそんな、日本人の1年の締めくくり「年越し蕎麦」のあれこれについてまとめてみました
年越しそばはいつ食べるのが正しいの?
みなさんは年越し蕎麦をいつ食べていますか?12時になる直前という方もいれば、年が変わったお祝いに食べる、という方もいるかもしれませんね。
実は、年越し蕎麦を食べるタイミングは驚いたことに「特に決まっていない」んです!
特に何時までに食べましょう、と言ったような決まり事はなく、各家庭の風習や事情に合わせて好きなタイミングで食べる、ということで問題はないのです。
一般的には
・晩ご飯のメニューとして年越し蕎麦を食べる
・年が明ける直前の11:30ころから食べ始める
という家庭が多いようですね。
さて、さきほど「各家庭のタイミングで」というお話をしましたが、ここで一点だけ気に留めて頂きたいことがあります。
それは、「年越し蕎麦は年をまたいで食べるのは良くない」ということなのです!
11:30頃から食卓に出てきて、そこからゆっくりじっくりと時間をかけて 頂くという方も多いかもしれませんが、実は良くないのです。
その理由としては、「年を越すまでにそばを食べ切ることができなければ明けた年に金運や健康運に恵まれなくなってしまう」といういわれがあるからです。
いつもは11:30に出しているところを、今年から11:00頃から出し始めたりするだけでグッとご利益がありそうなので、ここはしっかりあやかりましょう
また、地方によっても多少の違いが有ります。
・新潟県:大晦日ではなく年明け小正月の前日に食べる十四日そばというものを食べる地域もある
・福島県の会津地方:大晦日ではなく元旦に食べる習慣がある
年越しそばの意味は何?
ではそもそも、なんで年越し蕎麦を食べるという風習があるのでしょうか?
理由は諸説あるのですが、代表的なものは以下です。
一年の厄を断ち切る
そばが長く、切れやすいものであるために厄を断ち切る力があると言われています。
細く長く長寿繁栄
麺が細くて長いことから長生きを願って習慣化されてきたといわれています。
金箔を集めるのにあやかった
江戸時代の金箔を扱う職人たちが散らばった菌を集めるときにそばで作った団子にくっつけて菌を集めたことからそばを食べることは金運UPに繋がる、といわれてきました。
年越しそば我が家では●●に食べる!
我が家は、年越し蕎麦を…なんと…
元旦に食べます!!!!(笑)
あれだけ言っておいて、自分は元旦で、ちょっと申し訳ないきもちですが…(笑)
その理由としては、先程の「例外」の部分に書いたように、うちの父の実家がまさに福島県会津地方なんですね。秋には皇室御用達の柿が50個ほど届いたり、スーパーに普通に馬刺しが売っていたりといろいろとおいしいものの多い地方です。
母は会津の生まれではないのですが、父に習って我が家の年越し蕎麦はだいたい正月に食べています。しかも、手打ちの蕎麦!!こちらは、父の兄が福島の綺麗な水を使って打ったとってもおいしいお蕎麦なんです。これを、ざるそばでいただくのが我が家流年越し蕎麦なんです?
ちなみに、元旦の朝食にはこのざるそばと会津の馬刺しが並びます。それと、おせちの残りですね!実は我が家は北海道なので、おせちも大晦日に食べるんです。これもちょっと変わった風習かもしれませんね。
まとめ
年越し蕎麦は、元旦をまたいで食べることだけは避けて、大晦日中に食べるのが一番縁起がいいことがわかりました。
しかし我が家は元旦というイレギュラーなときに食べますし、大事のは年に一度、皆が同じ食卓を囲んで1年を振り返り、新年への決意を新たにできるにこやかな時間そのものです。
ぜひ今年の年末も、良い時間を過ごして気持ち良く新年を迎えられるようにしましょう