年越しそばのつゆの美味しい作り方♪簡単に仕上げるにはめんつゆでもOK

今年も年の瀬が近づいてきました。

おせち料理も楽しみだけど、年越しそばも忘れずに食べてほしい!長生きできますようにという願いが込められたそばですから、家族と一緒にいただきたいものですね。

今回はおいしい年越しそばのつゆの作り方と、簡単に仕上げる方法をご紹介します!

年越しそばつゆの美味しい作り方♪人気のレシピはこれ!


以前人気のそば屋さんに勤めたことがあるのですが、そばつゆって実はいろんなだし素材が使われてるんです。節を数種類、昆布、ときには煮干しなど、これらだし素材のバランスがその店のつゆの味を決めるわけです。だし素材は何より大事にしなくてはいけないそば作りのキーポイントになります。

 

おうちでそばを作る場合、もし時間がとれるなら、かえしとだし汁を自分でこしらえて香り高いそばつゆを作りましょう。だし素材は鰹節だけでなく、だし素材をいくつか組み合わせるのがおすすめ。昆布や煮干しを加えれば、より深いだし汁を作ることができます。

一度にだし素材を複数用意するのが難しいなら、だしパックを利用すると便利です。

 

かえしを作るときは、できるだけ材料にこだわりましょう。おいしい濃口醤油とザラメを使うのがおいしさの秘訣。かえしとだし汁をそれぞれこしらえてから作るそばつゆは、本当に最強ですよ。手をかけただけの味がついてきます。

簡単に仕上げるならめんつゆで♪めんつゆを使ったレシピ



とはいっても、年の瀬は忙しいものです。だし汁をとってる場合じゃないって方、きっと多いはず。こんなときに便利なのがめんつゆです。

 

めんつゆはそうめんに使うことを主な目的として考えられているため、だしの風味が強く、醤油等の調味料は、そばつゆに比べるとやや弱めです。なので、そのままのめんつゆでそばを食べようとすると「んっ?」という違和感が生まれてしまいます。

 

でも逆に言えば、めんつゆに調味料を足せばそばつゆに近いものができるのです。めんつゆの甘みは比較的強めなので、砂糖は足さずに醤油と酒を足しましょう。お好みでほんの少し塩を加えても。こうしてできたお手製つゆを、水で薄めて調整すればおいしいそばを簡単に作ることができます。

 

年越しそばの定番といえばえび天ぷらのトッピングですね。でもそば屋では鶏南蛮や鴨南蛮のほうがよく出るんですよ。肉のエキスがつゆにしみ出て、とってもおいしいそばになるからでしょう。そばつゆ作りが心配な方は、肉を使ってより味深いそばに挑戦するのもありかもしれません。

白だしは簡単なのに本格的な味?白だしレシピ

白だしを使ったことはありますか?めんつゆとは使用される醤油が違うため、色が薄く、だしの風味が生きています。これから白だしを買うという方は、あごだし使用のものがおすすめですよ。味の深みがぐっと増します。

 

白だしでそばつゆを作ることもできます。この場合、砂糖を加えましょう。醤油はなしかわずかに足すだけでOKです。せっかくの色白なつゆですので、醤油を多く加えて色濃くしてしまってはもったいないですから。

 

いつもより一味違った年越しそばにしたい!という方は、そばを盛ってつゆを注いだ後にとろろをたっぷりと乗せてみて。仕上げに青ねぎと青のりとえび天ぷらを乗せれば、豪華なとろろえび天ぷらそばの出来上がりです。

 

また、えび天ぷらが用意できなかった・・・という年は、たぬきそばでいかがでしょう。天かす(揚げ玉)をたっぷりと乗せてねぎとわかめを添えたたぬきそばは、シンプルながらいいお味です。費用もかなり抑えられます。

まとめ

年越しそばを一から作ろうとするとちょっと気が重くなりますが、めんつゆや白だしを使えば、ちょいと調味料を足すだけですみます。楽できるところは楽しちゃいましょう!

 

そばつゆが気軽に作れるようになれば、普段のお昼にもかけそばや天ぷらそばをいただけるようになりますよ!ちょっと頑張って梅おろしそばなんてのも素敵です。

 

大みそかまでに一度挑戦しておけば、本番は安心して取りかかれるので、ぜひ近いうちに作ってみてくださいね。