二分の一成人式は感動で大泣き!子供も頑張っている親をちゃんと見ています

家事全般
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小学4年生の次女のクラスで今流行りの二分の一成人式が行われました。

二分の一成人式というのは、小学4年生を対象に行われる最近人気のイベントです。
成人の2分の1の年齢である10歳(プレティーン)を迎えたことを記念して行われる日本の行事・儀式[1]二分の一成人式1/2成人式とも表記し、十歳式ハーフ成人式半成人式とも呼ばれる[2]。学校や地域で行われる。学校で行われる場合には、小学校中学年の4年生を対象に、校長保護者代表による祝いの言葉、「2分の1成人証書」の授与、合唱等が行われる[2]。1-2月に開催することが多い
wikipediaより
学年最後ということもあって、
ほとんどの親が参加した授業参観日に教室で行われました。

あんなに小さかった次女が
成長した姿でしっかりと発言しているのに感動しつつ、
その時に、頑張っている親の姿を
子供たちもちゃんと見ているということを実感したので
その時の様子をお話したいと思います。

二分の一成人式当日の内容

二分の一成人式が行われるということで、その流れはこのような流れでした。
  1. はじめの言葉
  2. お家の方々への感謝の気持ちと未来への決意
  3. 先生の話
  4. 呼びかけと歌
  5. 終わりの言葉
事前に
親から子供たちへのお祝いのメッセージを書いています。
教室の後方に保護者用のいすが並べられ、保護者は着席している状態で
その前で、子供たちが整列して発表が始まりました。

二分の一成人式のメインイベント|子供から親への手紙

少し緊張した顔で担当係の子の挨拶で開始。
次に今回のメインイベント
お家の方々への感謝の気持ちと未来への決意
一人ひとり述べられました。
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次女の場合
[colored_box color=”light‐red” corner=”r”]
いつも私のことを見ていてくれてありがとうございます。
私は今、絵をうまく書けるようにがんばっています。
将来は、画家になりたいです。
おかあさんはいつもいそがしくて
具合が悪い時もがんばって私の送り迎えをしてくれてありがとう。
いつもごはんを作ってくれてありがとう。
私はお母さんやお父さんの子供で本当にうれしかった!
[/colored_box]
⇒次女は今、絵を習っていて、最近面白くなってきたようで、とても張り切っています。
私が頭痛持ちで、よく具合が悪くなるのですが
そういう時でも玄関までは見送っているので、それを覚えていてくれたのかなと。
毎日献立に悩むご飯ですが、これを聞いて、作ってよかったなあと(笑)
ある男の子の場合
[colored_box color=”light‐red” corner=”r”]
毎週練習の後、汚れたユニフォームをキレイに洗濯してくれて
ありがとうございます。
毎回、とてもきれいになっているので
すごく感謝しています。
もっと頑張って練習して、将来はスカウトがくるような
野球選手になって、お母さんを喜ばせたいです。
[/colored_box]
⇒この子は野球を習っていて
毎週のように、練習や試合があって
お母さんも洗濯が山のようにあって大変だと
言っていたことがありました。
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ある女の子の場合
[colored_box color=”light‐red” corner=”r”]
いつもおいしいご飯を作ってくれてありがとう。
仕事で忙しいのに、毎回違うご飯でとても嬉しいです。
あと、私の好きな食べ物も覚えていてくれてありがとう。
[/colored_box]
⇒この子のお母さんは、フルタイムで働いているので
帰宅も遅く、夕御飯もけっこう遅い時間になってしまうそうです。
お母さんは「毎回、同じような炒め物とかになっちゃうのよね~」
と言ってましたが、こう言ってもらえると本当に嬉しいですよね。

家事がんばってきて良かったなと思えた

二分の一成人式と、家事とどういう関係があるの?と思うかもしれません。
子供たちからの手紙には、
普段、お世話になっているお父さんやお母さんへ
いつもおいしいご飯を作ってくれてありがとう。
汚れたユニフォームを洗濯してくれてありがとう。
散らかしているのを怒られるけれど、お掃除してくれてありがとう。
お父さんの料理、とっても美味しいよ。
など、
なかなか言葉には出せないけど、すごく感謝している。といった内容を
書いていた子供たちが多かったことがすごく印象的だったのです。
普段あなたが頑張っている家事を、
子供たちはちゃんとみているんだと。
またこんなに汚してきて!と怒ったとしても、
洗濯してきれいになったユニフォームでまた頑張ってほしいという
思いが伝わっているんだと思ったら、すごく感動して泣けてしまいました。
我が家は女の子二人で、習い事も室内なので、
泥汚れというのはあまりありませんが、
サッカーや野球などしているお子さんの洗濯は大変です。
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見返りを求めてやっているわけではないけれど
家事に疲れることもあるじゃないですか。
主婦は、ほとんどの時間を家族のために使っている方が多いと思います。
時には、家事はお母さんがやって当たり前でしょ。みたいな態度をされて
ムカついたことも何度あることか(笑)
でも
ブツブツ言いながらでもやってくれてたというところを子供は見ていてくれた、
それくらい成長してくれた。ということが嬉しかったんです。
家事、頑張ってきてよかったなあと。(*^^)v

二分の一成人式を終えての感想

今回、二分の一成人式を通して
二分の一成人式については賛否両論あるけれど、
私にとっては、
子供が将来どんな夢を描いているのか
親に対してどんなふうに思っているのか
が確認出来たので、二分の一成人式は良かったなあと思いました。
病気もしないで、こんなに元気に大きくなってくれたんだから
たまには、次女の好きなものを手をかけて作ろうかな。
という感情まで出てきて、家事のやり方も普段より丁寧になった気がしました。
といっても、すぐに忘れてしまうんだけど(笑)
そして、
子供には、お母さんの味というのを覚えてもらいたい。
独り立ちして、自分たちが家事をやるとなった時にこんな風にやっていたなと思い出してもらえたらいいな。
と感じました。

今までの10年間を振り返る貴重な時間をもらった

今回、この二分の一の成人式に向けて
子供にメッセージを書くということが事前にありました。
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一枚の名刺くらいの大きさなんですが、行がたくさんあって、
先生からのプリントには、なるべくたくさん書いてください。
と記されていたため、この10年間を思い出しながら書きました。
今までの10年間を振り返る時間がとても貴重で
あらためて思い返してみると、
小さいころはおとなしかったのに、
いつのまにか自分の意見をはっきり言えるようになったなあ
とか、この子の時は、お産が大変だったなあとか。
いろいろ考えていると、子供のことが愛おしくなって
イラついていたことも、まあ今日はいいか。となりました(笑)

一人ひとりの目標や夢が分かるのは良かった

成人式は自治体でやりますよね。
個人がどういう夢を持っているのかという内容は分からないので、
今回、個々に夢や目標を聞けたのはとても良かったです。
担任の先生も、みんなの夢を共有してまた10年後にと考えたのか
一人一人が将来の夢目標を書いた新聞を作ったものを、
まとめてコピーして一人ひとりに配ってくれました。

二分の一成人式の始まりと内容

最近、急に流行りだした感がある二分の一成人式ですが、
その始まりはご存知ですか?
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1980年ごろ、兵庫県西宮市で小学校の教師をしていた佐藤修一先生
4年生の担任をしていた時に、
「背筋を伸ばして参加できるイベントをしたい」ということで始まったのが最初とされています。
なのでまだ歴史の浅いイベントなのですね。
当初は、授業の中で行われていましたが、だんだん特別学習などのイベント行事に発展していきました。
内容も学校によって様々で、
今回紹介した二分の一成人式は「お家の方々への感謝の気持ちと未来への決意」という内容でしたが、
写真を撮る
感謝の手紙
乾杯
お祝いの言葉をもらう
特技の披露
10年後の自分に手紙を書く
合唱披露
タイムカプセルを埋めて10年後に開ける
話をする
などいろいろあるようです。
二分の一成人式が一般的ですが、「半成人式」「十歳式」と呼ぶところもあって、これからどんどん広がっていきそうな予感がします。

まとめ

次女の学校で二分の一成人式が行われました。
二分の一成人式とは
成人の二分の一の年齢である、10歳を迎えたことを記念して行われる日本の行事・儀式。十歳式、ハーフ成人式、半成人式とも呼ばれる。
学校や地域で行われる。学校で行われる場合は4年生を対象に、校長や保護者代表による祝いの言葉、証書の授与、合唱等が行われる。1-2月に開催することが多い。
二分の一成人式の当日の流れ
  1. 始めの言葉
  2. お家の方々への感謝の気持ちと未来への決意
  3. 先生の話
  4. 呼びかけと歌
  5. 終わりの言葉
事前に親から子供たちへお祝いのメッセージを書いています。
二分の一成人式のメインイベント、子供から親への手紙
お家の方々への感謝の気持ちと未来への決意が一人一人述べられました。
次女の場合
いつも私のことを見ていてくれてありがとうございます。
私は今、絵をうまく書けるようにがんばっています。
将来は、画家になりたいです。
おかあさんはいつもいそがしくて
具合が悪い時もがんばって私の送り迎えをしてくれてありがとう。
いつもごはんを作ってくれてありがとう。
私はお母さんやお父さんの子供で本当にうれしかった!

ある男の子の場合
毎週練習の後、汚れたユニフォームをキレイに洗濯してくれて
ありがとうございます。
毎回、とてもきれいになっているので
すごく感謝しています。
もっと頑張って練習して、将来はスカウトがくるような
野球選手になって、お母さんを喜ばせたいです。

ある女の子の場合
いつもおいしいご飯を作ってくれてありがとう。
仕事で忙しいのに、毎回違うご飯でとても嬉しいです。
あと、私の好きな食べ物も覚えていてくれてありがとう。

二分の一成人式と家事とどんな関係が?
子供たちからの手紙には、
家事を頑張ってやってくれていることにすごく感謝している。
といった内容が多かったのが印象的でした。
 見返りを求めてやっているわけではないけれど、
家事に疲れることもあって、でもそれでも
頑張ってやってくれている姿をみてくれているということに
成長を感じて嬉しかったです。
家事、頑張ってきて良かった(^-^)
二分の一成人式を終えての感想
子供が将来どんな夢を描いているのか
親に対してどんな風に思っているのか
ということが確認出来たのでやってもらってよかったです。
あらためて、
子供にはお母さんの味を覚えてもらいたい
自分が家事をやるとなった時にこんな風にやっていたと思いだしてもらいたい
と感じました。
今までの10年を振り返る貴重な時間をもらったこと
一人ひとりに目標や夢が分かったのは良かった
二分の一成人式の始まりと内容
1980年ごろ、兵庫県西宮市で小学校の先生だった佐藤修一先生
4年生の担任をしていた時に、「背筋を伸ばして参加できるイベントをしたい」ということで始まったのが最初。
とされています。
内容も学校や地域ごとで違うようで
写真を撮る
感謝の手紙
乾杯
お祝いの言葉をもらう
特技の披露
10年後の自分に手紙を書く
合唱披露
タイムカプセルを埋めて10年後に開ける
話をする
などいろいろあるようですね。