自家製の梅干しって憧れませんか?
日本中どこにでもある梅干しだけど、自分の選んだ梅で、塩加減で、この先何年も食べられるなんて料理好きさんの心をくすぐりますよね。
「でも難しそう・・・。費用もけっこうかかるんじゃないの?」と不安がよぎって今まで挑戦できなかったあなたに朗報です!なんと梅干し作りがジップロックでできちゃうんです。
今回はジップロックでの梅干し作りのコツをお教えしちゃいます。
初めてさんにも玄人さんにもおすすめですよ!
ジップロックで梅干し作りが人気♪その理由は?
今、ジップロックで梅干し作りをする方が急増しています。というのも、今までのやり方よりもこのやり方のほうがメリットが大きいからです。
梅干しといえば大瓶で漬けるのが定番スタイルですよね。ただ、今どきそんなサイズの空き瓶は普通おうちにないでしょうし、買っても運ぶのが重いし、そもそも置く場所に困りませんか?
ところがジップロックなら、どんなに欲張って梅を入れても重さが知れてるんですよね。軽くて持ち運びが楽だし、混ぜるのも袋の上からゆさゆさと簡単にできちゃいます。
おまけに瓶ならではの事前消毒がジップロックなら不要です。なんで今までジップロックで作らなかったんだろ~ってくらいメリットがいっぱいなんです。
初めての方でも気軽にはじめられるジップロックの梅干し作り。今まで漬けてきた方もこの手軽さには驚かれるはず。ぜひぜひ挑戦してみてくださいね。
ジップロックで梅干し作り♪しそはどれくらい入れるの?
梅干し作りの一番初めのお悩みといえば、各材料の分量。自分の好きなように作れるからこそ、初めてだとどう分量を決めればいいか悩んでしまいます。ってことでシンプルに考えてみましょう。
たとえば梅が1キロあるとします。
梅を漬けるのに使う塩の量は、梅の重さの10-20%くらい。
15%で作るなら、塩は150グラム。
しそは10-20%が目安です。となると200グラム。
赤く染めるのが目的なので、多少増えても減っても問題ありません。
しそを塩もみするのに使う塩はしその重さの20%が目安です。
200グラムなら40グラムですね。
梅の重さを量って半端な数だったときは、おおよその数で計算したほうが間違えずに済みますよ。たとえば468グラムとかなら、500グラムで計算しちゃえばいいのです。
初めて作る方は、あらかじめ各材料の分量を紙にメモしておきましょう。
あれこれ量っていると、ふっと間違えてしまうものです。今後の参考にもなりますよ。
ジップロックで梅干し作り♪カビや漏れる心配は?
梅干し作りで一番気をつけなければいけないのがカビです。昔ながらの知恵で、梅干しがカビてしまっても、とりあえずの対処方法はあるんですよ。でも現代を生きる私たちとしては、「口に入れるものへのカビ発生は極力避けたい!」と思いますよね。
ってことでカビ予防の対策ひとつめです。
特に梅干し作り初めてさん、減塩するのはやめましょう。
減塩傾向の世の中ですから、塩分の強い梅干しはちょっとと思う気持ちはわかります。
でも塩の役割って味付けだけじゃないんです。カビの発生を抑制してくれるんですよ。慣れるまでは最低でも15%は塩を加えたいところです。
「どうしても減塩したい!」と思うなら、常に塩がまんべんなく梅に行きわたるよう、よくよく注意してください。梅酢に梅が浸かるまでは気を抜いてはいけませんよ。
カビ予防の対策ふたつめです。塩もみしたしその水分はぎゅうぎゅうに絞りましょう。ここまでうまくできていたのに、しそを加えたとたんカビたというのはよくある話です。正直なところ、梅干しはしそがなくても作ることができます。白干しといって薄い色の梅干しになりますが、それはそれでやさしい朱色で悪くないですよ。
ジップロックでの梅干し作りならではの注意点があります。漏れです。どんなチャック袋でも長期保存する間に、端々の強度が弱まることってあるんですよ。
そんな時に備えて、ジップロックのチャックをしっかり閉めたうえで、受け皿を必ず敷いてから保存するようにしてください。案外どうでもいいようなことですが、ふっと気がつくと梅酢が漏れていた!なんてことになりかねないので、はじめから受け皿敷きは習慣づけておきましょう
まとめ
梅干し作りは一度やりだすと毎年の楽しみで、梅の手に入る時期が待ち遠しくなりますよ。ぜひ次はジップロックを使ってみて!塩分濃度の違う梅干しを少量ずつ一度に作ってもいいかもしれませんね。大瓶ではできなかった新しい楽しみ方があるはずです。