冷たっ!!
ふくらはぎに触れた自分の足先の冷たさに驚いて眠気も覚めてしまいました、冷え性の私です。
夏の冷房で冷えていた頃は、冷えを改善する食べ物を意識して摂って頑張っていましたが、冷房しない季節になって気が緩んでいたようです。
また巡ってくる冷えの季節・冬に備えて、冷え性を改善する食べ物のおさらいをしておくとしましょう。
冷え性を改善する食べ物「しょうが」メニューは「乾燥しょうが」
まずは定番中の定番、しょうがです。
しょうがに含まれる「ジンゲロール」という成分が末端の血流を改善してくれます。
更に、ジンゲロールは加熱や乾燥で「ショウガオール」という成分に変化、このショウガオールには体の中心を温める働きがあります。
ジンゲロールも良いけれど、まずはショウガオールで根本的に身体を温めることが大切なんです。
そこで、私はショウガオールを手軽にプラスできる乾燥しょうがを常備しています。
オーブンを使うことでとっても簡単にできるんですよ。
<作り方>
しょうがの皮をスプーンなどでこそげる。
しょうがを1〜2ミリにスライスする
天板にクッキングシートをしき、スライスしたしょうがを並べて120度のオーブンで40分焼く。
これで完成です!
そのまま紅茶に入れたり、味噌汁に入れたりします。
冷えの季節には、ミルサーで細かく砕いたものを用意して、なんにでもパパッと振っています。
ポカポカして効きますよ!
冷え性を改善する食べ物「ねぎ」メニューは「エビとねぎの生姜あんかけ」
続きまして、「ねぎ」です。
長ネギ、白ネギ、太ネギ、などと呼ばれる、茎が白くて太い「ねぎ」ですね。
ねぎには身体を温めて発汗を促す作用があります。
「風邪を引いたらねぎを首に巻け」って、聞いたことありませんか?
今回は、同じく身体を温める効果がある「キチン質」を多く含むエビとあわせて料理しました。
<作り方>
・斜めにスライスしたねぎをごま油で炒める
・表面が透き通って来たら、かぶるくらいの水を加え、クタクタになるまで煮る
・エビ、針生姜を加えて火を通す
・中華スープの素、塩で味を整え、水溶き片栗粉でとろみをつける
もうお気づきですよね?
しょうがも入っていてトリプルの効果で体温アップです!
針生姜ではなく、先ほどご紹介した乾燥生姜を使ってもおいしくできます。
歯触りの好みで使い分けてみてください。
ねぎは食べすぎると胃腸に負担をかけてしまうので、小鉢に使う程度がおすすめです。
冷え性を改善する食べ物「根菜」メニューは「レンコン葛湯」
土の中で育った根菜類は、ビタミンやミネラルを豊富に含み、冷えを改善する効果に優れています。
その中でもレンコンは、貧血予防も期待できる女性にうれしい根菜です。
レンコンは咳止めにも効果があり、優しい口当たりの「レンコン葛湯」は風邪の引きはじめにも最適です。
<作り方>
・小鍋に水150ccと葛小さじ1半を混ぜる
・皮ごとすったレンコンを大さじ1半程度、茶こしでこしながら鍋に入れる
・弱火にかけて、透明感が出るまでヘラで混ぜながら加熱する
・はちみつや黒糖で甘味を足すと飲みやすい
まとめ
冬だけでなく、クーラーの効いた夏など、1年のうちの半分以上を冷えに悩まされる人も多いのではないかと思います。
私は、そんな冷えを身体の中から改善するために、意識的に冷えに効く食物を摂るように心がけています。
一例として「しょうが」「ねぎ」「根菜」を取り上げ、簡単に作れる料理レシピを紹介しました。
冷え性には日頃の養生が大切と肝に命じて、冷えない食生活を心がけていこうと思います。
冷えにお悩みのみなさん、一度試してみてはいかがでしょうか。