気をつけていたつもりでも、気が付くとひっそり発生しているお風呂の黒カビ……。
1度発生してしまうと、次々と目に付くようになる気がしませんか?
カビは汚れと違って「菌」の一種。植物でいう根にあたる「菌糸」を伸ばして、どんどん増殖してしまうんです。
しかも「菌糸」は目地やパッキンなど柔らかいところでは奥まで根を張り、表面を掃除してもその場しのぎにしかなりません。
では、1度発生してしまった黒カビを退治するにはどうすればよいのでしょうか?
お風呂のカビ取りって大変!黒カビに効くおすすめ洗剤ベスト1
なんといっても効果が強いのは「塩素系お風呂カビ取り剤」です。
根を張ったカビや時間がたった頑固なカビにも効果的です。
効果は高いですが、塩素臭があり、酸性の洗剤と混ぜると有毒ガスが発生するなど取扱いに注意が必要です。
子どもやペットのいるご家庭では、塩素系漂白剤は最後の手段として、他の洗剤から試してみることをおすすめします。
お風呂のカビ取りって大変!黒カビに効くおすすめ洗剤ベスト2
演奏系漂白剤ほど強力ではないものの、酸素系漂白剤でもカビの程度によっては十分対応できます。
粉末の酸素系漂白剤に40℃のお湯を少しずつ加え、固めのペースト状にします。
カビの部分にそのペーストを塗って、上からラップをぴったりかぶせて半日ほど放置します。
その後歯ブラシなどでやさしくカビをこすり落とし、水で洗い流します。
お風呂のカビ取りって大変!黒カビに効くおすすめ洗剤ベスト3
酸素系漂白剤では効果がイマイチだったから酸素系漂白剤を試してみようかと思うけれど、試しに買ってみるにはちょっとお値段が…。という時におすすめなのが、キッチン用の漂白剤です。
お風呂のカビ取り用の酸素系漂白剤には、泡状やジェル状など、カビに密着して流れにくい工夫がされています。その分お値段もお高め…。
その点キッチンハイターに代表されるキッチン用漂白剤はたっぷり入って100円前後という低価格です。
さらさらの液体状なのでそのままではお風呂のカビ取りには不向きなのですが、少しの工夫でコスパ最強のお風呂カビ取り剤になるんです!
<キッチンハイターで作るお風呂カビ取り剤>
- 台所用塩素系漂白剤と片栗粉を1:1の割合で用意する
- 洗面器に漂白剤と片栗粉を入れ、混ぜる(ゴム手袋をして手で混ぜるとやりやすい)
- よく混ざってペーストになったら、カビの部分に塗りこむ
- 5分程度放置する
- 熱いシャワー(できれば50℃以上)で流す
簡単ですよね!
酸素系漂白剤に比べて放置時間が短く、短時間で掃除が終わる所も魅力です。
用意するのは台所用漂白剤と片栗粉だけですので、思い立ったらすぐできるのもいいです。
台所用とはいえ塩素系ですので、取扱いには注意して、ゴム手袋も必ず使うようにしてください。
まとめ
気が付くとそこかしこに繁殖してしまうお風呂の黒カビ。
表面だけ掃除してもすぐにまた発生してしまいます。
生えてしまった黒カビには根本からの対処が必要!
そこで、お風呂の黒カビ対策にオススメの洗剤3種類を紹介しました。
『塩素系お風呂カビ取り剤』はなんといっても強力で効果抜群です。
『酸素系漂白剤』は取扱いが手軽で刺激が少なく、頑固なカビでなければ効果を発揮します。
『台所用漂白剤』は、使い方に工夫は必要ですが、リーズナブルで効果は抜群、コスパ最強のカビ取り洗剤と言えるでしょう。
みなさんも自分にあった洗剤を見つけて、お風呂の黒カビに立ち向かってみてくださいね♪