ちくわの磯辺揚げは小麦粉か片栗粉か天ぷら粉 出来上がりはどう違う?

料理

お弁当のおかずとしてもとっても人気のある磯辺揚げ。

小学校の学校給食にも出た覚えがあります。大人になってからも、居酒屋さんのメニューにあるとついつい頼んでしまいます?お手頃価格ですしね。
でもそんな磯辺揚げも、作り方はとっても簡単ですし、家庭で手作りできれば揚げたてを食べることもできます。

しかし、ちくわと青のりを用意し、さあいざ作ろう!と思って台所に向かうと…あれ?そういえば、あの衣は何で出来てるんだろう?ふと疑問に思ってしまいます。そこで今日は、ちくわの磯辺揚げをいろんな粉で試して作ってみました!

ちくわの磯辺揚げを小麦粉で作った場合

一番メジャーなのが、小麦粉を使用した磯辺揚げではないでしょうか。分量としては、粉大さじ2に対して水大さじ2でつくることができます。衣もつきすぎずつかなさすぎずで、一番バランスが良く作れます。

ひとつだけ注意しなくてはならないのが、衣を作る時。青のりを混ぜる際にあまりグルグルかき混ぜるようにつくってしまうと、グルテンが発生してしまいます。これができてしまうと、サクッとカラッとという仕上がりというよりかはボテっとした仕上がりになってしまいますので、注意が必要です。

ですので、青のりを混ぜる時のことも想定して、小麦粉に水を混ぜる段階では「少しまだ粉っぽいのが残っているかな?」ぐらいの段階で止めておいた方がのちの混ぜすぎも防げていいのではないかと思います?

ちくわの磯辺揚げを片栗粉で作った場合

片栗粉でつくる場合も、粉大さじ2に対して水大さじ2で衣を作るようにします。
この作り方だと、衣があまり白っぽくならず、ちくわそのものに青のりがまぶされているような仕上がりにすることができます。

衣が薄くつく、ということはそれだけおかずに残る油分も少なくなるということですから、入れたときはよかったのに食べるときになると油が染み出してきてベチョベチョになってしまった…などということも防げそうです。その分カロリーカットになるのもとても嬉しいですね!

ちくわの磯辺揚げを天ぷら粉で作った場合

天ぷら粉は最近ではいろいろな種類が出ていますよね。
でも天ぷらってコツがいるし、場合によっては氷水を用意しなければいけなかったりと少々面倒。

ですので、私は天ぷら粉を使うときはいつも「コツのいらない天ぷら粉」というものを使っています!
天ぷら粉を使用して作る場合はとても簡単で、普段天ぷらを作るときより水の量を少なめにして固めの衣を作ります。
そこに、青のりを混ぜ、ちくわにつけて揚げれば簡単磯辺揚げの完成です

今日試した3種類の中では一番衣のつき方が厚めですので、衣のサクサク感も味わいたいという方は天ぷら粉を使ってつくることをお勧めします。

まとめ

ちくわの磯辺揚げはいまや冷凍食品コーナーにもお弁当用として売られているほどメジャーなおかずですよね!

また番外編としておすすめなのが、ちくわの穴の部分にチーズを入れてから揚げること!
この場合でオススメなのは、とろけるチーズなどのチーズよりも雪印6Pチーズのような硬いプロセスチーズを選ぶと、揚げたときに溶け出して外に出てきてしまう、ということが無いので比較的作りやすくなるかと思います。

また、少し大人向けのものだとちくわの穴に梅肉を入れるものも人気です。
こちらは流れ出てしまわないよう、私は天ぷら粉を使って作るときに入れるようにしています。その際、衣はちょっと水を少なめにして、ちくわをしっかりとくぐらせるのがおすすめです。

あとは、粉一種類だけではなく二種類混ぜて使うのもオススメです。小麦粉ベースの時に、半量だけ片栗粉にするとサクサクに仕上げることができるのです。

ぜひ、いろいろ試して好みにぴったり合う磯辺揚げを見つけてくださいね